このドラマの各話あらすじ、ネタバレ

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「最後のラブレター」代書の依頼

鳩子の元にやって来た園田の代書の依頼は、初恋の幼なじみ・桜に、自分が元気でいる事を伝える手紙。
結婚したいと思った事もあったけれど、それぞれ別の人と結婚した2人。
園田は「自分で手紙を書こうとも思ったけれど、妻に悪い気がして書けなかった。」と言います。
園田の要望は1つ。女性の文字で書いてほしいという事。
元カレからの手紙が届いたと彼女の夫に気付かれる事で、彼女の幸せを壊したくないという思いやりでした。

友人のパンティーにパン作りを習う鳩子。
依頼の事を話すと「不倫の片棒をかつぐことになるかも。」と忠告されます。
鳩子もどうして今になって手紙を送る事にしたのか不思議に思います。

もっと2人の事を教えてほしいと、思い出話をしながらかつての通学路を歩く鳩子と園田。
園田は今度入院する事になり、それをきっかけに人生を考えたとき、桜の事がひっかかったのだと言います。
「また桜に会いたいですか?」と尋ねる鳩子に、「今更どうこうするつもりはない。もし桜が会いたいと言って来ても、会うつもりはない。」と答える園田。
勝手な事だとわかっているけれど、桜の心に波風を立てない「普通の手紙」を書いてほしいと鳩子に頼みます。

「もう1つ行きたいところがある」と後日やって来たのは、かつて園田が桜に告白したと言う神社。
遠距離恋愛をしていた時にも、桜はここによく来ていたそうです。
園田にとって桜は、離れていても、もう会う事はなくても、大切な存在なのです。
「そういう相手があなたにもいますか?」と聞かれた鳩子は、先代を思い浮かべます。
「わだかまりがとけたわけではないし、良い思い出があるというわけでもないけれど、毎日思い出して近くに感じる。」と。
園田は「先代の姿は見えないけれど、近くにいると思います。」と答えます。
園田は鳩子に改めて手紙の代筆を依頼し、内容の確認は必要ないのでそのまま投函してほしいと伝えます。

園田の深い愛情と思いやりを手紙に込めたいと考えた鳩子が選んだのは、透きとおった心を思わせる繊細なガラスペンと、二人で過ごした時間にふさわしいセピア色のインク。
重い手紙にならないようにとはがきサイズ1枚におさめることにし、園田になりきって桜の幸せを願いながらぶっつけ本番で手紙を書きます。
そして、心から桜の幸せを願い、ポストに投函します。

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後日、園田から書留が届きます。
代金よりかなり多い額が入っていたため、慌てて園田に電話をすると、出たのは園田の妻でした。
園田は亡くなっていました。
脳の病気で何度か手術をしていた事、今回は難しい手術になると医師から言われていた事を知る鳩子。
いてもたってもいられず、鳩子は桜へ会いに行きます。

桜の家では、庭で家族3人仲良くボールを遊びをしていて、大きなおなかの桜はよく笑いとても幸せそうでした。
その様子を見た鳩子は、何も話しかけずにその場を去ります。
園田が望んでいた通りに、幸せそうに笑っている桜。
園田の死を桜に伝えてしまえば、園田の想いを台無しにするところだったと気付く鳩子。
「代書屋は影武者。決して日の目を見る事はないけれど、誰かの幸せのために必要な商売。」祖母の言葉がよみがえります。
園田と桜の思い出の神社で、1人涙を流す鳩子でした。

白川が抱えているもの

ある日、鳩子は「手紙!」と言いながら泣き叫ぶ老人と、彼女をなだめながら車に乗せようとする白川の姿を見てしまいます。
いつも鳩子の事を気にかけてくれる優しい白川、実は認知症の母親を抱えて大変な生活を送っていました。
務めていた東京の大企業を辞めたのも、離婚して鎌倉に戻って来たのも、どうやらそういう理由があったようです。
周囲の人々みんなが何かを抱えて生きているということに思いをはせるようになる鳩子。
ここでも「手紙」というキーワードが出てきますので、今後、鳩子の活躍があるかもしれませんね。

ツバキ文具店 ポッポの書いた手紙

登場した手紙を公式ホームページで公開されています。

かつて愛した女性の幸せを願う手紙

※タップして拡大

 

この記事を書いた人

koyamaster

ラブコメ、サスペンスどんなドラマも大好きです。
ネタバレ、あらすじ書いてます。読んでね!

ツバキ文具店4話
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