このドラマの各話あらすじ、ネタバレ

とうとうツバキ文具店は8話で最終回です。

鳩子が亡き祖母の思いを知って、祖母の愛情を知る感動の話です。

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ツバキ文具店はどんなドラマ?

鳩子(多部未華子)は8年ぶりに鎌倉に戻った

そして、ひょんなことから祖母の「ツバキ文具店」の後を継ぐことになる。

実は、文具店といいながらも本業はキレイな字を代筆する代書屋。

しかも、手紙の内容も考えるというお仕事を受ける変わった代書屋。

鳩子はイヤイヤながらも、代書屋をはじめることになった。

そして、個性豊かなお客様とふれあいながら、仕事をこなし

鳩子もそれに合わせて成長していく心温まる

ヒューマンストーリーです。

原作の小川糸さん著の同名小説で2017年本屋大賞ノミネートのベストセラー。

ツバキ文具店最終回(8話)のネタバレ

後悔の日々

祖母が文通相手に送っていた手紙を読むことで、祖母の深い愛情を知った鳩子は、祖母を1人で死なせてしまったことを後悔していました。

そんな中、いつしか心のよりどころになっていた守景とはるなが、守景の実家の長野へ引っ越すことを知り、手紙を書くことも出来ず、何もする気が起きないまま、祖母のことばかり考える日々を送っていました。

口は悪いけれど、いつも鳩子のためを思ってくれていた祖母の姿を思い出す鳩子。
自分が不幸なのは全部祖母のせいだと決めつけていたのは鳩子でした。

隣人のバーバラ夫人から頼み事があると言われ、鳩子は渋々外へ出ます。
後ろのボタンを留めてほしいと言うバーバラ夫人は、祖母のカシ子にもこうやってもらっていたと言い、カシ子に会いたいとツバキ文具店へやって来ます。

カシ子とバーバラ夫人

「今まで話していなかったけれど、カシ子さんとは仲が良かったのよ」とバーバラ夫人に言われ、鳩子は「祖母は人付き合いの良い方ではなかったので…」と驚きます。
ここにもまた、鳩子の知らないカシ子が居たのですね。

亡くなる3日前にお見舞いへ行ったバーバラ夫人に、カシ子は「私が死んで鳩子が戻って来たら、温かく迎えてやって」と頼んだそうです。
「あなたが鳩子のことをとても愛していると言うことを伝える」と言うバーバラ夫人に、カシ子は首を振りました。
「そんなことを言えば、あの子の重荷になる。私のことなんて忘れて、自由に生きてほしい」と。

鳩子をすぐ側に感じるというカシ子は、不安や悩みも消えて行ったと話します。
「心の中のポッポちゃんに寄り添われて亡くなった。だから1人じゃなかった。もう自分を責めるのはおしまい!」
バーバラ夫人はそう言って鳩子を励ますと、桜が咲いたらみんなでお花見をしましょうと提案します。

鳩子と守景

散歩中に守景に出会い、ワインを飲もうと誘われた鳩子はむぎカフェへ行きます。
ワインをがぶ飲みして酔っぱらった鳩子、守景に「大丈夫?」と聞かれると、「大丈夫じゃないんですよ!大丈夫なふりしてるだけで、大丈夫じゃないんですよ〜」と、本音を漏らします。

「話してください」と言う守景ですが、鳩子は「話して何になるんですか?守景さんは行っちゃうのに」と、守景とはるなが長野へ行こうとしていることを言います。

「行きたくて行くわけじゃない」と言う守景に、「じゃあ行くの辞めますか?」と聞いた鳩子は、酔って倒れ込んでしまいます。

バーバラ夫人のお花見会

桜が綺麗に咲き、バーバラ婦人の家にはいつものメンバーが集まっていました。

「みんなに伝えたいことがあります。婚約しました!」と言うパンティー。
ぶっきらぼうに、恥ずかしそうに「俺とだ!」と答えたのは男爵でした。
一旦はふられたパンティーですが、諦めきれずにアタックし続けていたようです。
男爵の子供達も、始めは財産目当てだと警戒していたけれど、すぐに意気投合して仲良くなってしまったとのこと。

「人生は冒険ね。1つ曲がり角が違えば、全く違う人生になる」と言うバーバラ夫人。

白川からも報告がありました。
外国人向けに観光ガイドをしている中で、ゲストハウスを作りたいと思うようになり、それに向けて動き始めたと。
認知症の母親のことで色々あった白川も、前を向いて歩き出せたのですね。

そこへ、守景が遅れてやって来ます。
なんとなく気まずい雰囲気の鳩子と守景。
バーバラ夫人と白川は、守景の前で、鳩子が心配だと言う話をし始めます。
代書の仕事も、続けて行くのは難しいのではないかと。

それを聞いてしばらく何かを考えていた守景は、鳩子にこう言いました。
「長野に戻るの、辞めます!」と。
「僕にとってもはるなにとっても、ここに居ることが大切だと思う。だから、これからも、よろしくお願いします」と言う守景の言葉を聞いて、思わず笑顔になる鳩子を、周りのみんなが温かく見守っていました。

祖母との思い出の寺

はるなと約束してサッカーの試合を見に行った鳩子は、帰り道で祖母の好きだったお寺へ立ち寄ります。
泣いてぐずる幼い鳩子を、祖母はおぶって歩いてくれました。
高台にあるそのお寺からは綺麗な海が見えます。

「おんぶしましょうか?」と言う守景。
鳩子は断りますが、「おんぶしたら、また何か思い出すかも。思い出してください、先代さんのこと」と言われ、守景の背中に乗ります。

「後悔しないなんてありえない。妻にああすれば良かった、あんなこと言わなければ良かったとずっと思ってた」と、話し出す守景は、はるなを見ていて気付いたことがあると言います。
「無くしたものを追い求めるより、今残ってるものを大事にすればいい。それで充分」と。

「これからも、僕らの側に居てくれませんか?」と守景に言われた鳩子は、「はい」と幸せそうにうなずきました。
そんな2人を、はるなも嬉しそうに見守ります。

解き放たれた言葉

久しぶりに鳩子は身を清め、手紙を書く準備を始めます。
それは、鳩子から祖母への手紙でした。

高校生になった時にもらった万年筆で、祖母のお気に入りの便せんに手紙を書きます。

今まで、伝えられなかった想いを、自分自身の字で書き連ねる鳩子。

「私もあなたと同じ代書屋になりました」

そう書き終えた鳩子の顔には、もう何の迷いも無く晴れ晴れとしていました。

ツバキ文具店の最終回(8話)のあらすじ

亡くなった祖母・カシ子の残された手紙によって、自分への深い愛情を知った鳩子。ショックのあまり手紙を書けなくなってしまう。一方、守景さんは、はーたんを連れて鎌倉を去る決意を固めていた。鳩子は思いを伝えられないまま動揺する。そんな折、バーバラ婦人の発案でお花見会を開くことに。桜の花の下に集う一堂。そしてある日、守景さんとはーたんと一緒に向かった寺で、亡きカシ子の思い出がよみがえってくる。守景さんと鳩子は…。

ツバキ文具店最終回(8話)の感想

ついに最終回が終わってしまって、とっても寂しいです。
主人公の鳩子だけでなく、登場人物みんなにそれぞれの人生があり、それぞれに辛い過去や悩みもあれば、日々の小さな楽しみや幸せもある。
当たり前のことですが、それらがとても丁寧に描かれていて、素敵なドラマだったなと思います。

亡くなった人への後悔の気持ち、きっと誰にでもありますよね。
相手が亡くなっているからもうどうしようもならないこと。
「今あるものを大事にすればいい」というのは、生きている側の勝手な言い分なのかもしれませんが、生きて行くためには大切なことですよね。
鳩子が前を見られるようになって良かったです。

母親と再会するシーンはありませんでしたが、鳩子にとっては育ててくれた祖母が全てなのでしょう。
生きている間にわかり合うことは出来なかったけれど、きっとカシ子も天国で見ていますよね。

一回り大きく成長した鳩子の物語、また見たいです。

ツバキ文具店最終回(8話)の登場人物

キャスト一覧

雨宮鳩子・・・多部未華子
雨宮カシ子・・・倍賞美津子(亡くなった祖母)

「むぎカフェ」の店長
守景蜜朗・・・上地雄輔
守景陽菜・・・新津ちせ

鎌倉の観光ガイド
白川清太郎・・・高橋克典

小学校の教師
楠帆子・・・片瀬那奈(通称パンティー)

お隣さん
バーバラ婦人・・・江波杏子

謎の紳士
男爵・・・奥田瑛二

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ツバキ文具店最終回(8話)の予想や考察

ドラマ放送後に予想と考察を書いていきます!

過去のあらすじ・ネタバレもありますのでどうぞ!

↓↓↓

 

この記事を書いた人

koyamaster

ラブコメ、サスペンスどんなドラマも大好きです。
ネタバレ、あらすじ書いてます。読んでね!

ツバキ文具店最終回8話
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