ツバキ文具店ドラマのネタバレ2話幸せの修了証書

このドラマの各話あらすじ、ネタバレ
ツバキ文具店の2話のネタバレと感想記事です。
NHKのドラマ10という枠で多部未華子主演のドラマです。
前回のネタバレはこちらです。
新しい代書の依頼
ツバキ文具店を継ぐ決意をした鳩子でしたが、本当にこれで良かったのかと悩みながら過ごしています。
そんなある日、代書の依頼にやってきた三津田(高橋和也)が頼んだのは「離婚のお知らせ」でした。
インテリアコーディネーターの事務所を夫婦でやって来たため、共通の知り合いも多く、お世話になった人たちに報告をしたいと言います。
確かに結婚のお知らせはしますが、離婚のお知らせって一般的ではないですよね。
気が付いたら年賀状の名字が変わっていて、あれ!?という経験があります。
離婚の原因は妻に好きな人が出来たこと。しかしその原因は自分にもあると話す三津田は、この離婚は円満離婚であり、終わり良ければすべて良しとなるような手紙を書いてほしいと鳩子に頼みます。
手紙に対する妻からの希望は1つだけ。妻の旧姓のイニシャルである「W」のシーリングスタンプを使ってほしいとのこと。これは結婚前に2人で旅行したイタリアで、妻が買ったものでした。
ノートにメモをしながら手紙の内容を考える鳩子ですが、何かが引っかかり、もっと夫婦のことを知りたいと三津田の事務所を尋ねます。
寂しげに窓の外を呆然と見つめる三津田を見て、彼の本当の気持ちを思いやり、悩む鳩子はなかなか手紙が書けずにいました。
パンティー(帆子)との出会い
ある大雨の日、店の前のポストに間違えて投函した手紙を取戻したいとやって来た帆子(片瀬那奈)は、父親が危篤でこれからすぐに飛行機に乗らないといけないと、手紙を取戻すことを鳩子に頼みます。
集荷に来た郵便局員に事情を話すも、本人が管轄の郵便局に行かないと渡すことは出来ないと断られてしまいました。
帆子に事情を話すために何度も電話をするもなかなか繋がらず、ようやく電話が繋がると、危篤だった父親が亡くなったことを知ります。
「今は何も考えられない、手紙はそのままでいい」という帆子でしたが、以前祖母に「約束は一度引き受けたら最後までやり遂げなくてはいけない。そうしないと、誰からも信用されなくなる。」と言われたことを思い出した鳩子は、手紙を出した相手の沢野井の家まで手紙を回収しに行きます。
しかし郵便受けの前で見つかってしまい、「帆子はその手紙を返してほしいと思っている。読まないで」と声を掛けるも、沢野井は無視して行ってしまいます。
後日、手作りパンを持ってお礼にやってきた帆子。
職業が小学校の教師(ティーチャー)であること、パンを焼くのが好きなこと、名前が「はんこ」なことから、隣人のバーバラ婦人からは「パンティー」と呼ばれていました。
ちょっと呼ぶのも呼ばれるのも恥ずかしいあだ名ですね(笑)
帆子に三津田の話をする鳩子、すると「奥さんを責めないのは、自分を責めているからでは?」と言われます。
代書に取りかかる鳩子
改めて三津田の元を訪れる鳩子。
「いい夫ではなかった。妻を責める資格はない。けど、今までして来たことは何だったんだろう?」と、胸の内を見せる三津田は、こんな状態ではやはり手紙は出せないと言います。
三津田の妻から預かったシーリングスタンプが、実は旧姓の「W」ではなく、三津田の「M」であったことに気が付いた鳩子は、これは三津田と結婚したいと思っていた妻が、結婚前に三津田のイニシャルで買った物だと知ります。
「奥さんは幸せだったと思います。」と伝える鳩子、手紙を書かせてほしいと三津田に頼みます。
今回はまずPCで内容を吟味しながらじっくり文章を作り上げ、「活版印刷」という方法を選んで手間ひまかけて作成しました。
2人が結婚した年の切手を取り寄せ、万年筆で宛名を書いていき、最後に「M」のシーリングで封をしました。
この手紙は夫婦の修了証書。
「M」の封蠟は2人が新しい世界へ行くための印。
手紙を読んだ妻から「あなたと結婚出来て良かった。ありがとう。」と言われた三津田。
鳩子の書いた手紙のおかげで、罪悪感が消えて前向きになれたようです。
また、鳩子自身も、手紙を書くことが楽しくなって来たのでした。
手紙と言っても色々な形がありますよね。
封筒や便せん、使う筆記用具、切手も様々な種類があります。
それらを1つ1つ丁寧に選んで行くシーンが毎回とても印象的です。
そして今回の手紙も、ドラマのHPに公開されていますよ!
丁寧に押されたシーリングがとっても素敵です。
あなたにオススメの記事
\その他の関連記事/
この記事を書いた人
