櫻子さんの足下には死体が埋まっているネタバレ2話原作とだいぶ違う

このドラマの各話あらすじ、ネタバレ
泣きました・・・これって、ミステリードラマではなかった?
思いっきりヒューマンです!感動モノでした・・・(泣)
櫻子さんの言葉が胸に染みます・・・骨っていいですね・・・。
こんな内容です
これまでのあらすじ
博物館からの以来でキツネの標本を製作していた櫻子(観月ありさ)は、博物館職員の正太郎(藤ケ谷太輔)を連れて山に入ると、白骨化死体を発見します。
調べを進めていくと、その白骨化死体は正太郎のマンションの住人・多香子であることがわかり、その多香子は婚約者の借金のため、計画倒産の疑いがかかっていることを知ります。
以前、多香子に将来の不安を打ち明けたことがある正太郎は、計画倒産を信じらません。
「あんな優しい人がそんなことするはずない!」という正太郎と「先入観はみたいものを見せなくさせるものだ」という櫻子は、真っ向から対立します。
しかしその後、多香子の妹の様子や死体の状況から、櫻子と正太郎は「多香子の死はベラドンナによる服毒死による自殺」という真実にたどり着きます。
果たして、婚約者と婚約者の子供を妊娠した妹への裏切りによっての自殺だったのか、それとも死をもって2人に重い十字架をかけたのか・・・多香子の思いは死によって永遠に葬られたのでした。
まさか・・・虐待・・・?
「この間のお礼です」と言う梅からのはからいで、正太郎は、櫻子の家で櫻子と食事をすることになります。
食事中も夢中で魚の骨を堪能したり、ムスッとした顔がスイーツを食べると嬉しそうになったりする櫻子に、何かと戸惑う正太郎・・・、うっかり「今夜は楽しみにしていたカップラーメンを食べるつもりだった」と話してしまい、「今夜の夕食は迷惑だったようだな」と地雷を踏んでしまいます。
食事の後、コンビニに寄った正太郎は、コンビニの前でパジャマ姿ではだしの少女を見つけます。
正太郎は「ピンクのハート」「コンビニ」「いーちゃん」しか言わない少女を放っておくことができず、とりあえず櫻子の家に連れていき、刑事の山路(高島政宏)が来るのを待ちます。
少女の左手をかばう仕草を見たり、人形を抱っこする様子を見て、櫻子は不審に思い、少女の身体を調べることにします。
少女の左手首が折れた後放置されていたことや、背中に大きな擦り傷があったことなどで、正太郎と櫻子と山路は虐待を疑うのでした。
あくる日、正太郎は櫻子とともに、少女を連れて博物館に出勤します。
職員から少女の世話と頼まれ、嫌な顔をする櫻子ですが、骨の標本やくじらのレプリカなどに興味を持つ少女に、喜々として説明する櫻子。
櫻子「・・・この巨体を動かすのに、これらの骨が支え、動かしていた。すべて余すとこなく、主のためのみ存在している。愛を感じるだろ?・・・そして骨は主を支えることを諦めない。骨は決して裏切らないんだ。骨折しても治る・・・、骨は傷ついた瞬間から再生と成長を始めるんだ」
正太郎は磯崎の館内の模様替えを手伝いながら、磯崎は博物館に来る5年前は教師をしていたことを知ります。
正太郎に山路から連絡が来て、少女の名前が柚胡香であることを聞きます。
山路と落ち合うため、櫻子と正太郎と愛理(職員)は柚胡香を連れて、柚胡香の家まで行きます。
磯崎の過去に、何が?
同じ頃、昼食のお弁当を買いに出た磯崎(上川隆也)は、街中で少女・三奈美を見かけ、呼び止めます。
磯崎「元気だったか?・・・ちょっと待ってくれ」
三奈美「何ですか?」
磯崎「一重とはまだ連絡取り合ってるのか?」
三奈美「そんなことあるわけないでしょ。あの時のことなんてもう思い出したくもない」
磯崎「そんなこと言うな」
三奈美「もう声をかけないでください!心配してるふりはいいですから。もう先生でもないくせに」
三奈美の冷たい言葉に立ちすくむ磯崎でした。
刺されていた母親、真相はどこに?
タクシーから櫻子と正太郎と愛理と柚胡香が下りて、柚胡香の家に向かおうとすると、柚胡香が怯えて櫻子の足にしがみつきました。
正太郎がドアの近くでカギとネジが落ちているのを見つけ、櫻子が開けるとドアは開き、ドアのチェーンは壊れていて、家の中から異様な匂いが・・・。
櫻子は、愛理と柚胡香を公園に行かせます。
櫻子「これは・・・血の匂いだ・・・」
櫻子と正太郎が中に入っていくと、廊下には血痕と血の着いたナイフ・・・そして廊下の先の台所では、女性がうつ伏せで座り込むように倒れていました。
背中にはいくつかの刺し傷・・・。
早速手袋をし、櫻子の現場検証が始まります。
硬直具合、女性の腕の傷、荒れている室内、流しの向こうの小窓・・・、指を合わせ、櫻子の推理が始まります!
櫻子「女を殺したのは顔見知り、表に落ちていたのは合鍵だろう。しかしドアチェーンが壊れていた・・・。女がチェーンを外そうとしなかったんだ。そのことで逆上したのか、相手はいきなり刃物で切りつけた。おそらく左腕の切創はそのときのものだ。女は奥の部屋に逃げた。猶予は相手がチェーンを壊すまでのわずかな時間。女は逃げようと思ったが、部屋の窓からでは相手に見つかる。だが、台所の小窓は、大人が容易に通れる大きさではない。だから、子供だけ先に逃した」
正太郎は呆然と櫻子を見ています。
櫻子「だがおかしい・・、骨がつながらない・・・この遺体には不自然な点がある。切りつけられた左腕と、刺された左腕と指されて背中以外に傷がない、抵抗したあとがないんだ」
正太郎「抵抗するヒマなく殺されたってことなんじゃないですか?」
櫻子「部屋を見ろ。これだけの物が散らばっている、ということは、女が必死で抵抗したということだ。
にもかかわらず、この遺体には防御創がない」
正太郎「最後の最後に抵抗を諦め立っていことですか?」
そこに、外から「何やってんだ、オマえら!」という山路からからの怒りの声が・・・。
台所に来て遺体に気がついた山路は、正太郎と櫻子を台所から追い出してしまいます。
廊下で櫻子の推理は続きます。
柚胡香の背中の傷、骨折した手首、うつ伏せで座って倒れていた母親、物が散乱した台所、母親の足が引きずったような血の跡・・・柚胡香の大切に抱えている人形・・・。
櫻子「骨がすべてつながった・・・もう一人いる!」
櫻子に言われて、必死にもう一人を探す正太郎と山路と櫻子・・・そして正太郎がもう一つの子供用の布団を見つけます。
櫻子「台所に散らばっているものは、もともとどこかに収納されていた物だ。中の物を出し、そのにもう一人を隠した?」
ハッと気がつく櫻子。
櫻子「この女は諦めたわけじゃない!もう一つの命を守るために必死で抵抗したんだ!」
櫻子は、母親の身体を動かし、母親の身体の下にあったキッチンマットをどけ、床下の収納庫を開けると、そこには仮死状態の赤ちゃんが・・・。
赤ちゃんを毛布に包み、人工呼吸をし、心臓マッサージを繰り返す櫻子。
櫻子「死ぬな!生きるんだ!いーちゃん!」
そこに、長原(柚胡香の父親)が入ってきて、山路に襲いかかります。
長原「なに?あいつ、もう新しい男作ってんの?何人男連れ込んでんだ!?」(かなりイカれた男です)
山路を切りつけ倒し、正太郎と櫻子に迫ります。
正太郎が「逃げましょう!」と櫻子に言いますが、櫻子は心臓マサージの手を止めません。
櫻子「逃げろ、私は今手を、この子の心臓から手を話すわけにはいかない!離せばこの心臓は止まる!(赤ちゃんに)頼むから戻ってきてくれ。お前たち若い者には生きる責務がある。頼むから、あの子を一人にしないでくれ!死ぬな!生きろ!」
長原は、櫻子に襲いかかりますが、それを正太郎が食い止め、正太郎が襲われてしまいます。
櫻子「祥太郎!」
山路の手で正太郎は助かり、それと同時に、赤ちゃんの息が吹きかえります。
自分の人生は、何度でも再生できる!
やがて、救急車とパトカーが来て、赤ちゃんは救急隊員につれて行かれ・・・。
柚胡香が「ママ!」と言いながら家に戻ろうとするのを櫻子が引き止めます。
櫻子「ママのことは好きか?・・・ママはお前たちのことを守ってくれたぞ。この先、自分の境遇を呪う時がくるかもしれない。自分の人生を放棄したくなる時がくるかもしれない。だが、踏みとどまれ。未来をどう生きるか、それは変えられるんだ。何度でも、再生できるんだ」
柚胡香「くじらの骨、みたいに?」
櫻子「・・・そうだ」
正太郎の心の声「育つ環境は選べないし、変えられない。でも櫻子さんは柚胡香ちゃんにこう伝えようとした。『生き方は自分で選べる』」
山路のバディ?
櫻子の家に山路が訪ねてきて、家の前で櫻子と話しています。
山路「あんたがいなきゃ、赤ん坊は死んでたとさ。さすがは設楽先生の姪っ子だ。そんだけの腕と能力があんのに、骨の標本ってもったいないと思ってな」
櫻子「要件を言え」
山路「オレと組まないか?・・・その力、貸してくれ」
真相
柚胡香を虐待していたのは長原で、長原は薬物中毒でした。背中の傷は、虐待のものではなく、柚子胡香を逃がす時に母親がつけたものでした。子供を窓から降ろす時、落ちて怪我をしないように必死でした「ピンクのハートのコンビニ、後でママも行くからね」そう柚胡香に行って、コンビニに行か、そのあと母親は長原に殺されてしまいます。正太郎に保護された時に、柚胡香が混乱状態にあったのは、自分を守ってくれた母親が、大変な目にあってるかもしれない、そのショックからでした。子供を床下に隠した母親は、玄関に逃げることはせず、最後まで子供の側にいたのでした。
「櫻子さんの足下には・・・」の感想
不覚にも、大泣きしてしまいました・・・(ティッシュティッシュ(泣))
いや~櫻子さんのツメのセリフ、キマるんですね、これが。
これでもか!ってほどの感動でした。
感情の揺れを感じさせない櫻子さんですが、それが余計に説得力を引き出して、グッとくるんですね。
クールな櫻子さんに、ヘタレの正太郎の「心の声」このギャップが笑える!
今回2話目ですが、このドラマを見ていると、骨がアートに思えてきちゃいます。
MONEは美しい?・・・
「櫻子さんの足下には・・・」のここが気になる!
上のネタバレでは書いていないのですが、磯崎と正太郎が館内の模様替えをしている時、磯崎が正太郎に、櫻子さんには前に亡くなった弟がいることを話すシーンがあるのです。
それと、正太郎が長原にナイフを突きつけられて危ないシーンで、櫻子さんが「祥太郎!」と思わず叫びますよね。
祥太郎って、もしや弟・・・?
あと、磯崎が街で三奈美に声をかけ、冷たくあしらわれるシーンがありますよね。
それと、磯崎は正太郎にどうして教師を辞めたのかと聞かれ、人より植物のほうが好きということに気付いた。植物は愛情をかけれればかけた分だけ、成長してくれる。裏切らない・・・」と言うシーンがあるのです。磯崎の先生時代に何が?
櫻子さんと磯崎の過去・・・気になります!
撮影現場、プチ情報
今まで天真爛漫、明るいキャラの役が多かった観月ありささんですが、感情を表に出さない櫻子の役は新境地。
現場から出るように怒鳴られる山路に、プイッとイラつく演技に「櫻子さんらしくない」と監督からクレーム、
そこで、背筋をシャキッと伸ばしクールにキメたら監督からOKサインが出たとか・・・。
男勝りの櫻子とドMの正太郎との掛け合いで、「もっと小さい男になって」との監督からの注文が・・・。
そんなこんなで、あのオモシロイ1・2話が出来上がっているんですね!
次回予告
櫻子さんの高校時代の恩師が急死し、恩師の遺族から倉庫に残った大量の標本を託されます。数々の珍しいコレクション似に目を輝かせる櫻子さん。しかし、ある標本から、人骨の入った箱を見つけ・・・。そのころ、博物館に苦情電話が入ったり、弁当の大量注文がきたり、問題が発生します。それはどうやら恩師の教え子の仕業で、櫻子を恨んでいるらしく・・・。
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