緊急取調室あらすじ1話痴呆症の老婆との対決!真実にたどり着けるのか?

このドラマの各話あらすじ、ネタバレ
緊急取調室のシーズン2が4月20日からはじまりました。
緊急取調室のあらすじ1話を書きました。
1話のゲストは三田佳子さんです、物忘れを装ったり翻弄する老婆を演じます。
ミセスレインの初恋
東京都立川市で宅配業者の若い男が車の中で死んでいる。
空は快晴で雨一つ降っていない中、なぜか傘が開かれていた。
その状況を見つめる年老いた女が見つめていた。
女は被害者の男と知り合いのようだ。
「私が殺したんです」
犯人は77歳の老婆
警視庁捜査一課「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」の刑事・真壁 有希子(天海 祐希)は仲間達と射撃の訓練をしている。的を見事にはずし腕はイマイチだ。
そこへ、管理官・梶山 勝利(田中 哲司)から「多摩川河川敷の宅配便運転手殺人事件」の被疑者が逮捕されたと報告が入る。キントリの出番だと告げる。
その場に居合わせた真壁・小石川 春夫(小日向 文世)・菱本 進(でんでん)・中田 善次郎(大杉 漣)のやる気は十分だ。そして、今回の事件担当者は真壁と中田に決まった。
被疑者の女は77歳の老婆。自ら自供してきたが痴呆が入っているのか、発言に食い違いがある。
かなりの強敵だ。
「多摩川河川敷の宅配便運転手殺人事件」の調査には警視庁刑事部部長の磐城 和久(大倉 孝二)も加わることになった。
被害者は小牧修介(石田卓也)28歳。死因は薬物による中毒死。
自首したのは白河民子(三田佳子)77歳。小牧の宅配ルートに住む独居老人。
死亡解剖の結果、青い水筒のお茶に混入されたヒ素・亜ヒ酸が見つかる。水筒には小牧・女性・子供2名の計4名の指紋が見つかった。小牧は結婚はしているが子供はいない。女性の指紋は妻のものでも白河のものでもなかった。
そして、ヒ素の匂いを誤魔化すために、ハーブティが含まれていたことも判明する。しかし、白河の自宅にヒ素は見つからず、認知症の検査の結果では脳の異常は見つからない。白河は本当殺人を犯したのか。なぜ、傘が広げられていたのか・・・。
磐城は、殺人者でも高齢者の人権を守るというアピールをするため慎重に取り調べをするよう真壁に指示する。
白河民子第1回聴取
真壁と中田は磐城に指示された通り、白河に優しく接しはじめる。
すぐに白河は小牧を殺したことを認める。殺害方法はアクアブルーの水筒に毒を入れて渡したと話す。
しかし水筒の色とハーブティについては公表されていない。
殺した動機がはっきりしない白河は「歳だから・・・」と話す。
真壁は「じゃあ、一緒に思い出しましょう。お・ば・あ・ち・ゃ・ん。」と言った。
小牧は愛想がよくて評判がいいと言われていたが、実は裏があると話始める。
白河はマンションの裏に英語で下品な落書きをしたと告白した。亡くなった夫の仕事で海外に住んでいた時期があり英語が堪能なようだ。落書き現場を小牧に見られ、それを理由にお金をゆすられていた。脅されるのが辛く、軍手をつけて自宅にあったヒ素を混入し犯行に及んだと話す。
水筒に入れたのはどんなお茶か問う真壁にはっきり答えられない白河。
「しっかり思いだしておばあちゃん!」
「私は子供おらず孫もいない。だからおばあちゃんではない。気持ちが悪い。私が入れたお茶はスーパーで売っている一番安いお茶!」と言われてしまう。
その夜、行きつけの居酒屋で話し合うキントリメンバー。
白河はハーブティのことは知らなかった。しかし、水筒の色は知っていた。
そこへ警視庁捜査一課の殺人捜査第一係長・監物 大二郎(鈴木 浩介)と殺人捜査第一係の刑事・渡辺 鉄次(速水 もこみち)が小牧について情報を入手してきた。夫婦仲があまりよくなく、以前殴られて帰ってきたことがあった。お金に困っていたこともないようだ。こうなると、白河が小牧を殺した疑惑が曖昧になってきた。そして、真壁は白河が落書きをした現場に行きゴミ掃除をしている管理人に会う。その際、捨てられている絵を見かける。
白河民子第2回聴取そして釈放
夫は40年前にパリで死に、息子もすでに他界している親戚付き合いもないと話す白河。
嫌われ者と話す白河だが、上の階の住人・綾野文香(馬淵英里何)とは付き合いがあると告白する。
調べによると、文香には5歳と3歳の子供がいて歯医者で勤務している。
実際犯行に使われた水筒には子供の指紋があり、歯医者で働いているとヒ素を手に入れることも可能。
そして、小牧と文香は親しい関係だったことが判明する。
また、真壁は落書きの犯人は中学生だったことを白河に話す。
落書きのことをすぐに話さなかった真壁に対して白河は
「警察はやっぱり卑怯ね。ハチの巣だってとってくれなかった。」
「それとこれとは話が別。本当に文香さんとは仲が良かったの。だって白河さんは「嘘」が上手だから」すると白河は興奮しながら
「本当に仲がいいわよ!だから力になろうと思ったんだから!」
白川は文香が小牧に水筒を渡したところを見てしまったと話し始める。
文香の子供たちの事を思い身代わりになろうと思ったと。
一方、文香の自宅を捜索するメンバーたちは、アクアブルーの水筒とハーブティを発見する。
調査の結果、水筒の指紋とハーブティが一致した。さらに文香と小牧が別れ話で揉めていたことも分かった。
報告を受けた磐城は、白河を誤認逮捕してしまったことを悔やみすぐ釈放命令を出した。
釈放された白河の自宅に真壁が訪れる。
家中の草花に水を与える白河。
真壁は部屋に中で絵を見つける。「どこかで見たような・・・」
そして、夫との馴れ初めをはなし毒を飲み自殺したと言う。
「ヒ素じゃないわよ」と。
そして、自首したのは文香の子供のためではなくご飯を作るのが面倒になったため刑務所に入りたかった。しかし、台所の様子・草花に愛情を注ぐ白河をみてそれは嘘だと問い詰める真壁。
帰り際、玄関先の何もかけられていないフックと束になった宅配用の伝票を見かける。
そして家にあった絵と以前捨てられてた絵が同じ物だと気づく。
真壁は梶山に白河の夫について調べてほしいと頼む。しかし、白河の容疑が晴れたため調査はできないと断られてしまう。
綾野文香第1回聴取
小牧と不倫関係だったことは認めたが、ヒ素については否認していた。
水筒についても何も知らないと訴えた。ただ事件の数日前に、白河が訪れ子供たちにジュースをくれたが水筒は家にあった。
白河には小牧と親しくしているところを見られたことがあった。その際、小牧と喧嘩になり顔を傷つけた。また、小牧は白河に説教をされたと言っていたらしい。ただの客なのに母親気取りでバカだと白河を罵った。子供のことも可愛がってはいなかった。あんな婆の言うことは信じるなと懇願した。
真壁は小牧の職場に出向き、毎日白河からの荷物の集配があったことを聞く。それに、小牧が白河宅のハチの巣をとってあげたことも。
梶山は真壁に頼まれていた白河の夫の死因を突き止めていた。
梶山のやさしさに驚く真壁。
睡眠薬を過剰摂取し自殺していた。しかし今回の事件に関連する情報はなかった。
それでも白河を釈放するのは間違いだったと真壁が訴える。
何度も小牧に集配依頼を頼み、ボランティア団体へ送ったり自分で自分宛の荷物を何度も出していた。また、傘をさしている夫の絵を捨てていた白河。その絵のタイトルは「傘をさす妻」その絵を玄関に飾っていて、小牧は何度もその絵を見ていたはず。小牧は死ぬ間際に毒を飲ませた人物が白河だと教えるために傘をさしたのではないかと考える。絵を捨てたことと、小牧が傘をさしたことは単なる偶然ではないと。
そして、絵に使われているエメラルドグリーンには亜ヒ酸が使われていたことが判明した。
確証を得るために捨てられた絵を探し出すキントリメンバー。
白河民子再聴取
白河がアクアブルーの水筒を購入していたことが分かった。
白河の再聴取を行うことが決まった。
今までみすぼらしい身なりだった白河だが、化粧をし綺麗な恰好で現れた。
真壁は小牧を殺した犯人が白河だと確信していた。
子供たちにジュースをあげている隙に水筒を交換しハーブティを盗んだ。そして小牧が配達にきた時にヒ素入りの温かいお茶を飲ませた。文香と子供たちの指紋がついている水筒で。自首したのは文香に疑いが向くよう警察を誘導するためだったのではないかと聞く。
優しくて愛嬌のいい小牧を息子のように思っていたのではないか。
しかし、文香を不貞行為をしていた2人に罰を与えたかったのではないのか。
「傘をさす妻」の絵を見せる。かつてエメラルドグリーンの絵具にはヒ素が混入されていた。その絵具を持っていたのではないかと問い詰める。
捨てられた絵が発見される。その絵の傘は赤だったがよく見るとエメラルドグリーンの絵具がはがされていた。
そして宅配伝票には、送り主は違うが全て白河宅に届いているものがある。この伝票は送り主も届け先も白河自身が書いていた。
「私は小牧さんを男として愛していた・・・」
白河の地獄のような穏やかさから救ってくれたのが小牧だった。
それなのに、文香との関係を問い詰めた際に全て気づいていたと小牧に脅され、小牧の本性が見え許せなかったと話す。
全て話たいが自分の気持ちは自分でもわからないと。
最後にお茶を飲み
「私が殺しました。息子みたいに思っていたが裏切られたから。これでいい?」
そしてしばらく花に水をあげられないため、雨が降り続くことに安堵していた。
緊急取調室1話の感想
確実に犯人に迫っていく真壁さんがかっこいいです。
相変わらずのチームワークでキントリメンバーもかっこいいです。
1話は切ない感情から犯行につながった内容でした。
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