このドラマの各話あらすじ、ネタバレ

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コウノドリ2はどんなドラマ?

あの“奇跡”のヒューマン医療ドラマが帰ってくる──
講談社「モーニング」で人気連載中の鈴ノ木ユウ・原作
金曜ドラマ『コウノドリ』
テーマは“生まれること、そして生きること”

命が「生まれる」という“奇跡”とは…
その命を育て、「生きること」とは…

生まれてきた全ての人へ捧ぐ
いとおしい「命」の物語がふたたび─

コウノドリ2ネタバレ3話のあらすじ

サクラ(綾野剛)の健診を受ける妊娠36週の妊婦・山崎麗子(川栄李奈)。
素直な性格の麗子は、親や友人に言われた迷信をすぐに聞き入れてしまい、いつもサクラを困らせていた。この日、心臓病を抱える麗子に心臓への負担を考え、サクラは無痛分娩を提案するが、それに対しても麗子は周りの意見に左右されてしまい…
一方、無事に出産を終えたキャリアウーマンの妊婦、佐野彩加(高橋メアリージュン)は、生後2ヶ月半を迎える赤ちゃん・みなみの心室中隔欠損の診察の為、新生児科を訪れていた。診察している間も、みなみの顔を見ずに自分の仕事復帰の話をする彩加を見て白川(坂口健太郎)は違和感を感じていた。
さらに、サクラと小松(吉田羊)は偶然、診察のあとの彩加と出くわす。そこでも泣いているみなみをあやす事なく歩く彩加。その姿に、サクラはある妊婦の姿を重ね合わせていた。
そんな中、みなみを預ける保育園が見つからず、思いつめた彩加は、赤ちゃんを病院の受付に残したまま姿を消す───。

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コウノドリ2ネタバレ3話

無痛分娩と産後うつ

山崎麗子(川栄李奈)は肺動脈狭窄症で心臓に負担がかからないよう、無痛分娩での出産が決まっていた。

一方、佐野彩加(高橋メアリージュン)は娘・みなみの健診に来ていた。彩加はとても疲れ切った様子で呆然としていた。みなみちゃんの心臓は手術をしなくても大丈夫なくらい小さくなっていた。それを聞いた彩加は保育園に預けても良いか尋ねた。白川領(坂口健太郎)は唖然とした。「このまま容態が安定していけば保育園に預けても大丈夫だが、経過観察をしていきましょう。」と言うと、彩加の表情は少し和らぎ「これ以上仕事を休むのは限界だ」と話した。

鴻鳥サクラ(綾野剛)と小松留美子(吉田羊)は病院玄関で健診帰りの彩加に会った。以前から彩加を気にかけていた小松は産科に寄っていかないかと誘った。心配なことや悩みはないかと尋ねると、彩加は「大丈夫です」と精一杯の笑顔を見せた。その後ろ姿を見て心配するサクラと小松。サクラは三浦芽美を思い出した。

自宅に戻った彩加は早速入所可能な保育所を探し始めたが、断られ続け溜息をついた。散らかった部屋でみなみちゃんは泣いていた。「泣かないでよ…」と彩加は呟いた。

カンファレンスでは彩加の「産後うつ」を懸念していた。何とか助けてあげたいと思う小松。しかし四宮春樹(星野源)は産後うつは精神科の担当で、自分たちにできるのはきちんとした精神科医に誘導するだけだと考えていた。白川もまた彩加の様子を気にしていた。みなみちゃんの診察時、みなみちゃんの顔を見ずに仕事の話ばかりしていたという。神妙な面持ちのサクラ。

 

麗子がサクラを訪ねてきた。火事を見てしまい、おばあちゃんに「痣のある子が産まれる」と言われたのを真に受け落ち込んでいた。サクラはそれは迷信だと話し、それよりそのことを気にして睡眠不足になる方が胎児に影響があると言った。それを聞いて救われた麗子。サクラは心配なことは何でも聞いてと話した。

無痛分娩の実態

ペルソナでは無痛分娩での出産は少ない。無痛分娩の希望は受け入れておらず、心疾患などの患者にのみ無痛分娩の対応をしている。研修医の赤西吾郎(宮沢氷魚)は「無痛分娩は時代のニーズだ、欧米では半分以上無痛分娩で出産しているし、日本は遅れている。」と言った。すると不機嫌になった四宮が「外国では産科麻酔の専門医がいるからできている。うちの病院の場合、産科医と麻酔科医、相当な数を増やさなきゃできるわけない。」と言った。下屋加江(松岡茉優)は赤西が落ち込んでいるだろうと気遣った。しかし赤西は「落ち込んでないです。あんなに怒らなくていいのに。僕は産科医になりたいわけじゃない。」と言った。下屋は「ここにいる限り患者にとってあなたは産科医だってことは忘れないで」と忠告した。

理想論に惑わされる母たち

彩加の家を突然母親が訪ねてきた。散かった部屋と疲れ切った彩加を見て、母親は彩加を責めた。母親は彩加の夫・康孝(ナオト・インティライミ)を気遣い「何にもできない娘でごめんね~。これじゃ休まらないでしょう?」と言った。康孝は「大丈夫です。僕会社で育メンって呼ばれてるんです!」と自慢気に話した。母親は彩加が来週仕事復帰し、みなみを保育園に預けることを知った。すると「仕事はあんたの代わりがおる。でも母親の代わりはおらんで。康孝さんが外で頑張って働く。あんたが家で子どもを育てる。夫婦は2人で1つ。」と語った。母親の言葉が彩加の身に重くのし掛かった。

 

麗子は母親に妊婦は体を冷やしちゃいけないと言われ、過度な厚着をし、飲み物は白湯のみと徹底していた。しかし、サクラは「何事もやりすぎはよくない」と話した。そして、母親にお腹の出方が男の子だと言われ信じていた。麗子は人に言われたことを何でも信じてしまうようだ。

 

康孝が仕事から帰宅するとみなみが泣いていた。彩加は苛立っていた。康孝は「復帰はもう少しゆっくりしてからの方がいいんじゃないの?別にそんなに焦らなくても。」と言った。「焦るに決まってんじゃない!!早く戻らないと今のポジションなくなっちゃう。」と声を荒げた。「なんでそんなイライラしてんの、出産してから性格変わったよ。」と鼻で笑う康孝。泣いているみなみに近づいた康孝は、みなみの異変に気付いた。

みなみは病院を受診し、軽い気管支炎になっていた。病状を説明をする白川の話を全く聞いていない様子の彩加。「どうして私の邪魔するの…」「私がダメなお母さんだって言いたいの?」みなみを見つめ、呟く彩加。小松は彩加を心配し、個人の連絡先を書いたメモを手渡そうとした。戸惑う彩加。その姿を見たセンター長の今橋貴之(大森南朋)は小松に注意した。

救えなかった命

サクラは三浦芽美の手紙を見ていた。四宮は「全ての患者の家族や背景を背負うことはできない。」と言った。「わかってるけど、できる範囲を頑なに守っていたら手遅れになる。僕はもう三浦さんみたいな人を作りたくないんだ。」と話した。

芽美は赤ちゃんを抱いてぼんやりと歩いていた。異変に気付いたサクラだったが、芽美を見送った。あの時、言葉を掛けてあげられていたら、もっと勇気があれば…。その後、芽美から電話がかかってきたが、サクラはオペに向かうためその電話には出られなかった。あの時、電話に出ていれば、彼女を救えたのかな…。後悔するサクラ。芽美は泣いている赤ちゃんを残し、自殺した。あの時、もっと親身になっていれば、彼女が死んでしまう前に止められたんじゃないか…サクラは目に涙を溜めた。そんなサクラに四宮は「いい加減にしろ。前を向けよ。」と励ました。

追い詰められる母たち

彩加の家は物が散乱し、ゴミは置きっぱなしになったままで更に荒れていった。ストレスにより髪の毛が抜け始めた。そんな時、職場の後輩から家に遊びに行きたいと連絡が来た。久しぶりに外の人間と関わり、心踊り笑顔が溢れた。

 

一方、今日出産予定の麗子だが、無痛分娩をやめたいと言い出した。友人から「無痛分娩で産むのは赤ちゃんより自分の方が大切なんだ。楽して産んだからおっぱいも出ない。自然に産んだ母親の愛情には敵わないから可哀想。」と言われたのだ。しかし、サクラは心臓疾患合併の麗子には母体に負担のかからない無痛分娩が最善の策だと言い、それが赤ちゃんとの新しい生活に繋がっていく「出産は終わりじゃない。始まりですから。」と麗子を説得した。夫は「痛みがなきゃ愛情が生まれないなら、俺たち男はどうやって父親になればいいんだよ。」と言った。麗子は納得し笑みをみせた。そして麗子は無痛分娩で出産することになった。

 

彩加の家に職場の後輩がやってきた。彩加の家は掃除してすっかり綺麗になっていた。彩加が立ち上げたプロジェクトの進捗状況を尋ねると、部長の指示で全面的に見直しなり、彩加の同期が新しいリーダーに決まったことが判明した。彩加の顔が強張った。部長は彩加が戻るまで待つと約束してくれていたのだ。後輩には、焦って復帰しようとしないで安心して赤ちゃん育てて下さいと言われてしまった。会社が自分を必要としてくれなくなり、彩加は呆然とした。

 

麗子は無痛分娩で無事出産した。男の子だと信じていた麗子だったが、生まれたのは女の子だった。迷信が当たらないことを実感した麗子。

 

彩加を助ける

後輩が帰宅し、彩加は真っ暗な部屋で涙を流していた。みなみちゃんも泣いている。「なんで泣くのよ、泣きたいのはこっちだよ。」彩加はクッションを掴み、みなみの寝ているベビーベッドに近付いた。

その夜、彩加がペルソナの受付に赤ちゃんを置いたままいなくなったと連絡が入った。サクラは彩加を探し回った。自殺した芽美を思い出したサクラは屋上へ走った。

屋上では彩加が今にも飛び降りそうになっていた。四宮が声を掛けた。彩加は「もうどうだっていいんです。誰にも必要とされてない。母親としてもダメ。わかんないでしょう。先生に何がわかんのよ。」と言い、再び身を乗り出した。四宮は「俺にあなたの気持ちはわからない。だから、今あなたを引き止めているのは俺の我儘です。まだ治療の道ある患者を放っておくことはできない。」と言った。治療という言葉に反応し振り返る彩加。四宮は手を差し出し、少しだけ話を聞いて欲しいと言った。彩加の手が少しずつ四宮に近付く。そして四宮は彩加の手をしっかり握った。遅れて駆け付け一部始終を見ていたサクラも、ホッと肩をなで下ろした。

保護された彩加を見た小松は、彩加を力強く抱きしめ「よかった。何もしてあげられなくてごめんね」と言った。四宮は彩加に産後うつにかかってる可能性が高いこと、そして今1番必要なのは知識を持った専門医の助けだと伝えた。そこへ康孝が駆け付け「大丈夫か。どうしてこんなこと…。言ってくれよ!夫婦は2人で1つってお母さんも言ってたじゃない。」と言った。四宮は「なんだそれ。人間は2人で1つになんかなれない。死ぬまで1人だよ。たとえ夫婦でも別々の人間だからこそお互いを尊重しあう。それで初めて助け合えるんだろうが。」と言った。

康孝は今橋に「自分はダメな父親で、ダメな夫だ」と言った。今橋は自分も同じだと話す。「仕事が忙しく家に帰れていない。自分では育児をしているつもりだが、子どもと四六時中一緒にいるのは妻だ。子どもにばかり目が行きがちで、お母さんは誰にも頑張ったねと褒めてもらえない。自分も反省だ。」と言った。まだ挽回できますか?と尋ねた康孝に、今橋は深く頷いた。翌朝、四宮が彩加に精神科の予約を取った。彩加はホッとしていた。みんなは赤ちゃんを可愛いと言ってくれるのに自分は全然可愛いと思えない。あんなに欲しかった赤ちゃんなのに自分はおかしいのかなと思っていたことを明かした。サクラは、産後はホルモンバランスが崩れて誰にでも陥る症状だと説明した。小松は、他の人の力を頼ることはダメなことじゃないと伝えた。ソーシャルワーカーの向井祥子(江口のりこ)も子どもを窓から投げようと思ったことが何度もあり「みんな子育て美化しすぎです。神振り乱して必死にやってるんです。少しくらい誰かに頼ったっていいんですよ。」と伝えた。彩加は涙を流した。そしてサクラが「赤ちゃんが0歳なら、お父さんお母さんも0歳ですよ。」と言うと、彩加は微笑んだ。

預かってもらっていたみなみちゃんが戻ってきた。彩加はみなみちゃんと長時間離れたのは初めてだった。久し振りに抱いた娘を見て「みーちゃん」と呼びかけ、可愛いと涙を流して笑った。

後日、院内コンサートが行われ、サクラはピアノ演奏をした。佐野夫婦、山崎夫婦も訪れていた。康孝は「俺、育メンじゃなくて父親になるよ」と言い、彩加の手を握った。彩加は微笑んだ。

その頃、NICUに赤ちゃんが緊急搬送された。母親の顔を見て、白川は驚いた。先日四宮とカフェにいた女性だった。

産科では切迫早産で入院中の患者が妊娠高血圧症候群で緊急カイザーになりそうな状況だった。四宮は赤西になぜ報告しなかったのか問い質すと、内科では問題ない数値だったからと答えた。四宮はもう産科には来るなと言い立ち去った。赤西は、何もなかったからいいじゃないかとあっけらかんしていた。そんな赤西を下屋は平手打ちした。

コウノドリ2ネタバレ3話の感想

産後うつ…高橋メアリージュンさんの演技がとても上手で、本当に心配になりました。どんどん追い詰められて憔悴していく様子や苛立ち、本当にリアルだった。

久しぶりに後輩から連絡が来た時の、活き活きした顔!すごく気持ちわかる!!まだ手のかかる時期の子どもがいるお母さんは、四六時中子どもと一緒。だから、たまに他人から連絡が来ると本当に嬉しいんです。後輩が遊びに来てくれて、久しぶりに掃除してお洒落して幸せぶっていたのに、生き甲斐だった仕事から自分は必要なくなったことを知った彩加。まさに天国から地獄ですよね。その時の彩加の気持ちを思うと胸が締め付けられます。

それから、みなみちゃんを久しぶりに抱いて可愛さに気付いた時の顔、高橋メアリージュンさん、本当に素敵な演技でした!

彩加の呟き、私も呟いたことがあります。「なんで泣くの?泣きたいのはこっちだよ!」とか「大丈夫です」とか…自分でもなんでかわからないけどイライラする。なのに康孝は「なんでそんなにイライラしてんの」と鼻で笑って、おまけに「出産してから性格変わった」なんて酷いこと言ってしまう。も~バカッ!!しかし最後には「育メンじゃなくて父親になる」と言ってくれました。私、育メンって言葉がどうも好きになれません。四宮先生の言葉を借りるなら、「アンタの子どもだろ!」という気持ちで。自分の子どもを育てるのは当然のことだと思うんです。だから、康孝が「父親になる」って言ってくれたのは嬉しかったです。まぁ、四宮先生に第1話から言われてたけどね(笑)

1番響いた言葉は「みんな子育て美化しすぎです。神振り乱して必死にやってるんです。少しくらい誰かに頼ったっていいんですよ。」ってソーシャルワーカーの向井さんの言葉。彩加も救われたような顔をしていましたね。

 

そして自殺しようとする彩加を引き留めたのはサクラではなく、四宮先生だった!!第2話の最後、サクラが屋上に急いでいたからてっきりサクラが助けるのかなって思ってました!今回、しのりん大活躍でしたね!!しのりんすごく優しい人になった気がします。

コウノドリ2の3話の見逃し配信の情報

コウノドリ2の3話を見逃してしまっても、オンデマンドサービスを使えば簡単に無料でご覧いただけますよ。

コウノドリ2の相関図

コウノドリ2 相関図

コウノドリ2のキャスト

鴻鳥サクラ 綾野 剛

下屋加江   松岡茉優
小松留美子 吉田 羊
白川 領   坂口健太郎

大澤政信   浅野和之
向井祥子   江口のりこ

四宮春樹   星野 源

今橋貴之  大森南朋

 

この記事を書いた人

コウノドリ2
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