このドラマの各話あらすじ、ネタバレ

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コウノドリ2はどんなドラマ?

あの“奇跡”のヒューマン医療ドラマが帰ってくる──
講談社「モーニング」で人気連載中の鈴ノ木ユウ・原作
金曜ドラマ『コウノドリ』
テーマは“生まれること、そして生きること”

命が「生まれる」という“奇跡”とは…
その命を育て、「生きること」とは…

生まれてきた全ての人へ捧ぐ
いとおしい「命」の物語がふたたび─

コウノドリ2ネタバレ1話のあらすじ

あれから時が経ち、産婦人科医としてベテランの域に入った鴻鳥サクラ(綾野剛)はかつての恩師である荻島勝秀(佐々木蔵之介)がいる離島の病院へ行く。
島の人たちと近い距離で向き合う荻島の姿を見てサクラはあることを思う。
一方、研修医だった下屋(松岡茉優)と新生児科の白川(坂口健太郎)もそれぞれ専門医となりペルソナで精力的に働いている。
離島から帰ってきたサクラは助産師の小松(吉田羊)と耳が聞こえない妊婦の早見マナを診察する。
夫の健治も付き添いで来ていたが、健治も耳が聞こえない。医療用語は手話や口唇術では伝えるのか難しいため、ホワイトボートを使い筆談で伝えることに。
一方、産婦人科医・四宮(星野源)は早く仕事に復帰したいキャリアウーマンの妊婦、佐野彩加を診察する。予定通りに生まれるのか聞いてくる彩加に耳を貸さず、丹念にエコーをかける四宮。診断の結果、彩加の赤ちゃんは“心室中隔欠損”と呼ばれる心臓に小さな穴が開く疾患にかかっている事が分かる。激しく動揺する彩加に周産期センター長の今橋(大森南朋)も加わり、慎重に彩加と夫の康孝に伝える。彩加は早く仕事に復帰したい気持ちと病気の赤ちゃん。2つの不安に挟まれてしまう。
さらにマナも出産を前に、サクラにある不安を打ち明ける…。

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コウノドリ2ネタバレ1話

出産は奇跡だ。小さな命が生まれること、それは当たり前のことじゃない。

離島の病院

産婦人科医である鴻鳥サクラ(綾乃剛)は隠久ノ島に来ていた。サクラの先輩で隠久ノ島病院院長の荻島勝秀(佐々木蔵之助)のサポートをするためだ。

前置胎盤で妊娠高血圧症の妊婦・ユリが病院に運ばれた。病院の設備の都合上、島で何かあったら海を越えなければならず、時間に余裕がない。ユリはすぐに本土にヘリで運ばれることになった。

しかし、そこへ未受診妊婦が病院にやってきた。容態が悪く、ユリのために用意したヘリを譲り、未受診妊婦を先に本土へ搬送した。

その直後ユリの容態は急変。妊娠高血圧症候群の患者に多く発生するHELLP症候群という重い症状で、出血や胎盤早期剥離を起こす可能性があり、早くお産しないと母子共に危険な状態になってしまう。ヘリが戻ってくるまでには1時間以上かかり、待てないと判断したサクラはすぐにカイザー(帝王切開)するべきだと言う。しかし、ここは離島。血液製剤が足りないので、大量出血の可能性がある手術はできないと荻島は判断した。

ところが赤ちゃんの心拍が下がり、危険な状態になってしまった。サクラは「今できる最大限のことをしましょう」と荻島に持ち掛け、島中から人を集め血液を確保し、手術に臨んだ。ユリは無事に出産した。

 

荻島はサクラに「なんかあったのか?」と聞く。ペルソナは忙しいのに島に来てくれたことを気にしていた。「先生の顔が見たかっただけですよ。」と答えたサクラの顔は、少し曇っていた。

「俺は死亡診断書を書くためにここで医者をやってるんじゃない。単純にこの島とこの島の人が好きなんだよ。だから、この島で生まれる赤ちゃんから、この島で亡くなる老人を看取るまで係わっていきたいと思っている。子どもが産めるってことは未来のある場所だから。」そう話す荻島を笑顔で見つめるサクラだった。

ペルソナ総合医療センター

サクラの働くペルソナ総合医療センターは地域周産期母子医療センターに指定されている。周産期とは出産前後の期間のこと。産科と新生児科の双方からの一環した医療体制が取られ、新生児集中治療室(NICU)も設置されている。

ペルソナに戻ったサクラ。同期の四宮春樹(星野源)は帰ってきたサクラに「少しは気分は変わったか?産科医1人ができることは限られている。背負いすぎるな。」と助言した。一見冷たい四宮だが、本当は優しいのだ。どうやら、サクラは何かあったらしい。

不安を抱えた妊婦たち

外来に患者がやってきた。名前は早見マナ。

早見夫婦は耳が不自由で音が全く聞き取れないのだ。サクラと助産師の小松留美子(吉田羊)は親身になりゆっくり丁寧に説明した。

一方、四宮は佐野彩加(高橋メアリージュン)を診察していた。キャリアウーマンの彩加は仕事のことで頭がいっぱいで、赤ちゃんがいつ生まれるかを気にしていた。

すると、エコーを見る四宮の手が止まった。赤ちゃんは心室中隔欠損の可能性があることが分かった。心臓の右心室と左心室の間の壁に穴が開いている病気だ。戸惑い放心する彩加。

後日、新生児科医でセンター長の今橋貴之(大森南朋)と四宮は佐野夫婦に病気の状況を説明した。彩加は不安になりネットで色々検索していた。

「小さい欠損なので症状はあまり出ないと思われ、妊娠中や出生後に自然に塞がる可能性もある」と説明する四宮に矢継ぎ早に質問し、保育園に入れるのかどうか不安視していた。仕事の復帰の話まで及ぶと、四宮は「出産に全て予定通りはありませんよ。」と言った。

今橋は「不安な気持ちはわかります。心配なことは何でも聞いてください。産婦人科と新生児科でご家族をサポートします。」と言った。

すると夫の佐野康孝(ナオト・インティライミ)は「大丈夫だよ。俺も手伝うから。」と言った。

 

サクラは一通の手紙を読み、ある患者を思い出して肩を落としていた。手紙の主は「三浦芽美」だ。

 

早見マナは胎教にBABY(ピアニスト)の曲を聴かせていた。お腹の赤ちゃんは元気に動いた。

一方、佐野彩加は産休に入るため、職場で挨拶をしていた。しかし嫌味を言われ表情が曇る。

 

早見マナは検診で、お腹の赤ちゃんがBABYの曲に反応した話をした。喜ぶサクラ。実はBABYの正体はサクラなのだ。マナは耳が聞こえないから音楽には興味なかったのだが、赤ちゃんが胎動で教えてくれたという。そして、赤ちゃんが生まれたら聴覚の検査をして欲しいと希望した。

 

ペルソナの産婦人科と新生児科の医師とソーシャルワーカーの向井祥子(江口のりこ)は、早見マナと佐野彩加について打ち合わせをしていた。

マナは耳が聞こえない。自分たちもまだ経験したことのないお産になるので、色々なリスクを想定し、みんなで連携を取ることになった。

佐野彩加の胎児は心室中隔欠損の可能性があるが、現在は母子共に大きな問題は見られない。と四宮が伝えた。神妙な面持ちのサクラ。サクラを気に掛ける今橋。

今橋は向井に「出産後も佐野彩加の様子を見て欲しい」と伝えた。キャリアウーマンの彩加は仕事復帰を希望しているが、それが叶うかどうかはわからないことを今橋は心配していたのだ。産婦人科医の下屋加江(松岡茉優)が「今は仕事より赤ちゃんを優先してあげたらいいのに。」と言うと、今橋は「今まで仕事を頑張ってきた彼女にそれは酷だ。病気の重さと患者さんの心の重さは必ずしも一致しない」と言った。

 

早見夫婦はBABYのライブに来ていた。お腹の赤ちゃんが音楽に合わせて動き、幸せを感じていた。

その頃、佐野彩加は無事女の子を出産した。

赤ちゃんが生まれるのは奇跡だ。命を懸けて新しい命が生まれること。それはとても幸せな奇跡だと思う。だけど、その後には現実が続いていく。

新生児科医の白川領(坂口健太郎)は佐野彩加の赤ちゃんを診察した。赤ちゃんの心臓には5ミリ弱の欠損が見られた。四宮は手術は赤ちゃんの成長を待つ必要があることを佐野夫婦に伝えた。彩加は家に連れて帰って赤ちゃんと2人でいる自信がないと言った。康孝は「大丈夫だよ、俺も手伝うから。」と言った。すると四宮は「何言ってんだよ。手伝うじゃないだろ、アンタの子どもだよ。」と叱った。

早見マナの出産

早見マナが外出先で破水し緊急搬送された。焦るマナを助けたのはペルソナの研修医・赤西吾郎(宮沢氷魚)だった。マナは入院することになった。両親とも耳が聞こえないから、生んだ後育てられるか怖いと吐露した。

マナはどうしても赤ちゃんが欲しかった。でも不安。大丈夫。頑張る。迷惑かけたくない。

そんなマナにサクラは「迷惑かけたっていいじゃない!1人じゃないから、一緒に頑張りましょう。」と微笑んだ。

ナースセンターではマナのお産の準備をしていた。耳の聞こえないマナのために、「いきんで!」「赤ちゃんガンバッてる!」などのパネルを作った。

 

一方、彩加は不安そうな顔で赤ちゃんを見つめていた。そこへ夫の康孝がやってきた。

康孝は「今までずっとごめん。一緒に頑張ろう。」と言った。彩加は微笑んだ。

四宮は彩加の様子を見に行った。彩加は赤ちゃんが泣き止まず困り果てていた。四宮が「ご主人は?」と尋ねると彩加は「仕事へ行った」と答えた。溜息をつく四宮。

彩加は「赤ちゃんと2人になるのが不安だ」と言った。四宮は「何かあったらいつでもいらして下さい。」と気遣った。

 

マナの赤ちゃんは間もなく生まれようとしていた。吸引分娩で、スタッフ一丸となり、マナは男の子を出産した。白川が診察し、マナの腕に赤ちゃんが乗せられた。抱き寄せるマナ。産声を感じ、喜びを噛みしめ涙を流すマナだった。

赤ちゃんは聴覚スクリーニング検査の結果は問題なかった。

 

退院した彩加は泣いている赤ちゃんを背に呆然としていた。康孝は育児休暇を取らなかった。育児休暇の制度はあっても、休むと他の人にしわ寄せがいくので使えないのが現実だ。

 

下屋はサクラに、いつか自分が赤ちゃんを産みたくなった時に医師を続けられるのか不安になってしまった。赤ちゃんを増やそうとみんな言っているのに、どうしてこんなにお母さんが生きづらくなってしまうのだろう、と話した。

サクラは「赤ちゃんがいる人もいない人も何かしらの不自由さを抱えている。僕たちができることには限界がある。その時その時、お母さんに寄り添うことしかできないのかもしれない。だけどそれでも目を逸らしちゃいけない。みんなで乗り越えなきゃいけないことだと僕は思う。赤ちゃんは、未来だからね。」と言った。

 

その頃、四宮は1人の妊婦に「お久しぶりです」と声を掛けられた。四宮は目を見開いた。

 

ナースステーションでは産科に配属された研修医の赤西が挨拶をしていた。赤西は赤西産婦人科の跡取り息子だと紹介された。四宮は「なんだジュニアか。」と呟いた。赤西は「産科医になるつもりはありません。」と宣言した。

 

サクラは久保佐和子(土村芳)を診察していた。赤ちゃんは順調に育っているが、子宮頚部腺がんの細胞が出ていることを伝えた。「私が、がん?」信じられない久保だった。

 

コウノドリ2ネタバレ1話の感想

コウノドリ、いよいよ始まりました!

前作も毎回涙なくして観れなかったので、今作も期待大です!!

2年経った現在もペルソナで働く主要メンバーは変わらず、ファンとしては嬉しい限りです。

主役級の女優さん、俳優さんばかりなのに良く集まったな~と感心です。きっと役者のみなさんもコウノドリが大好きなんですね!

サクラもしのりんも小松さんも今橋先生もキャラクターが変わってなくて嬉しい!研修医だった下屋先生と白川先生は2年間で成長した様子が見られ、これまた嬉しい!

 

さて、今回も様々なお産がありました。

お産はひとりひとり違う、どんなお産も命がけです。

そして、初めての出産と子育ては不安なんです。何も問題がなくても不安なんだから、胎児の病気やリスクのある出産をするお母さんの不安は計り知れません。

 

早見マナさんの出産シーンは暖かかった~。

スタッフが一丸となってカンペを出しながらいきんだり、すごく必死で(笑)

生まれた瞬間、音が一切なくなり、早見さんの世界を体感できました。

そっか…耳が聞こえないって、すごく情報が少なくて、不安なんだな…。って初めて知りました。産声を振動や空気で感じた早見さんの幸せそうな顔が印象的でした。

志田未来さん、演技がとても上手だった~!

 

コウノドリといえば前作でも多くの名言がでました。今回も素敵な名言がたくさんありましたよ!

 

「出産は奇跡だ。命が命を紬ぎ育んでいくこと。その暖かさが未来を創っていく。ようこそ、この世界へ。生まれてきておめでとう。」

「出産という奇跡の後に現実が続いていく。赤ちゃんと一緒に現実を生きるのは僕たちではない。家族だ。」

サクラの言葉は愛があります。じーんとくる。

赤ちゃんは生んでおしまいではなく、ここからがスタートですよね。楽しいことも辛いことも哀しいことも嬉しいこともある。家族はどんな時でも乗り越えていかなければいけないのです。

「何言ってんだよ。手伝うじゃないだろ、アンタの子どもだよ。」

四宮先生が佐野彩加の夫・康孝に言った言葉。

そうです!!世の男性諸君!!子育ては女だけの仕事じゃありませんよ~!!しのりん、よく言った!!!

しかし、ナオト・インティライミさん演じる康孝、一緒に頑張ろうって言ったくせに、そんな気配なかったよ?アンタの子どもと奥さんが苦しんでますよ~!!

「病気の重さと患者さんの心の重さは必ずしも一致しない。」

今橋先生の言葉。深いですね。

こんな風に思ってくれる先生がいたら心強いです。

佐野彩加さんは産後うつ?高橋メアリージュンさん、演技がとても上手でリアリティがありました!

 

あぁ~ペルソナは素晴らしい先生ばかり。白川先生も笑顔が素敵~。

ペルソナで出産したいな。

来週は子宮頚部腺がんの妊婦さんのお話。どうか無事に赤ちゃんが生まれますように。

コウノドリ2の1話の見逃し配信の情報

コウノドリ2の1話を見逃してしまっても、オンデマンドサービスを使えば簡単に無料でご覧いただけますよ。

コウノドリ2の相関図

コウノドリ2 相関図

コウノドリ2のキャスト

鴻鳥サクラ 綾野 剛

下屋加江   松岡茉優
小松留美子 吉田 羊
白川 領   坂口健太郎

大澤政信   浅野和之
向井祥子   江口のりこ

四宮春樹   星野 源

今橋貴之  大森南朋

 

この記事を書いた人

コウノドリ2
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